「混ぜればごみ。分ければ資源
もったいない
石油資源の乏しい日本。地球温暖化、環境保全が叫ばれている現状。
限りある資源を自社内でどのように再資源化するか、廃棄物をいかに自社責任で処理するかを考えた時、中小企業でできる小型油化還元装置を利用した「循環型リサイクルシステム」が構築できました。

1995年(平成7年)に容器包装リサイクル法が成立し、2001年(平成13年)4月1日に完全施工されました。紙箱、プラスチック等についても再商品化義務の対象となり、その対象が大企業だけではなく、中小企業も含まれることになりました。
こういった状況でも未だに、焼却によるダイオキシンの発生や埋立・放置による水質悪化、それに伴う埋立地の減少等の社会問題を引き起こしています。廃プラスチックを焼却や埋立をすることなく油化還元し、新たにエネルギー化するのが「YUKAKI」なのです。

地球温暖化抑制

行き場の失った廃棄プラスチック・廃タイヤをどう処理するかが問題になっています。リサイクルや再利用のウエイトも伸びず、このままでは大気汚染・CO2排出増加の焼却処分しか方法がない状況です。
燃やさないから大気汚染もCO2排出もありません」だから地球に優しいのです。

再資源化の推進

もともとプラスチックは石油から生成されたもので、油化還元すれば「ナフサ」に近い硫黄などが含まれない油になります。この油はA重油相当の品質を持ち、発電機、ボイラー燃料に活用されています。しかも1㎏の廃プラスチック(ポリプロピレン・ポリエチレン)から1ℓのA重油相当の油が還元できます。

雇用の促進

廃棄物再資源化技術の応用事業展開で、新分野への産業進出が可能であり、地域経済社会の活性化が図れます。
また、新しい雇用の場の創出につながります。(1事業所で1日6人延べ10人程度)ゴミを1カ所に収集するのでは運搬費用も燃料もかかります。ある程度のまとまりでゴミの集まるところに事業所を展開します。

環境保全意識の高揚

エコキャップ運動、レジ袋回収活動を学校環境保全活動として展開し、地域における環境保全活動の一端を担えます。そして集めてもらったプラスチック資源を有価で買い取り、学校施設の購入等に役立ててもらう事業も展開できます。
自社で掲げた環境理念を実現させるため、
他社に任せることなく自社で
「まず一歩」を踏み出してみましょう!
「YUKAKI」には、最後に重要な目的があります。
それは自社で製造した商品のリサイクルを自社で実施することで、
いかに環境にやさしい素材を使用し、
リサイクルしやすくなければいけないかを感じること
です。
こういったことを感じることが
本格的なリサイクル社会を実現する早道だと考えます。